araki「拉致問題の闇を切る」

家族の声を一人でも多くの人に伝えよう 荒木和博(特定失踪者調査会代表)

10月21日、東京都庁前の「都民広場」で「『お帰り』と言いたい 拉致被害者・特定失踪者家族の集い」を特定失踪者問題調査会主催・東京都と特定失踪者家族会が後援で開催しました。ご参加、ご協力いただいた皆様ありがとうございました。

同じ場所で石原慎太郎都知事の時代、平成22年(2010)に同様の集会をやっています。調査会という名前からも分かるように元々運動団体ではないのですが、ともかく事態を動かさなければならないという思いで「これ一度だけです」と家族に呼びかけて開催しました。しかしそれから13年経っても状況は変わりません。今度こそ最後と思い、もう一度集まってもらいました。

13年前に都民広場に来て下さったご家族でも他界された方が少なくありません。健在であっても高齢で東京まで出てこられない人も多く、参加されたのは前回の約半数、39家族52人でした。それでもご家族の訴えは心を打つものがあり、私自身自分の下手な講演よりご家族の生の声を聞いてもらった方が良いなとあらためて感じた次第です。

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