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【論説・コラム】油でテカテカに輝く欧州・中東スポーツ
※イメージ画像
以前はプロのスポーツゲーム全般が好きだったが、自分がプレイヤーになることもほとんどなくなった51歳の最近、野球やサッカー、ラグビーなどが中継されていても、あまり興味が沸かない。
長尺の時間を観戦するくらいなら、後でダイジェストを動画で観れば十分だ。そもそも人為的なルールで作られた規則の中で記録更新されたり、ファインプレーが飛び出したりしたところで、相手のパフォーマンスあってのことだし、ルールなんていくらでも改変できるし、もっと根も葉もないことを言えば「勝敗なんて究極審判次第でしょ」となる。
国際大会で自国代表が活躍したところで、それを大々的に報じるのは自国のみ。ベスト8で惜しくも敗退したFIFA女子ワールドカップも、日本代表が姿を消した瞬間、ほぼ誰も女子サッカーを話題にしなくなった。
そんな中で唯一、興味が尽きないのは米国NBAで見るプロバスケである。他スポーツと比べても明らかに先天性の身体的恩恵=フィジカル・ギフテッドがなければ同じフィールドで戦うことが不可能に近い。いわば「超人」ありきの異次元ワールドで、ルール云々以前に規格外。ちょっとした巨人族同士の戦いといった感覚で楽しめる。
マイケル・ジョーダン(MJ)やナイキ(NIKE)の成功実話を描いた映画「AIR」を観たことで、MJやNIKEがいかにエア・ジョーダンをブランド化し、巨万の富を築いたかを知ったことがきっかけだ。時代は今、新たな伝説を更新している。今年2月、ロサンゼルス・レイカーズに所属するレブロン・ジェームズが、歴代最多得点3万8,390点を更新し、その後のレイカーズ躍進のきっかけとなった。
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