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政令指定都市の議長が担う課題 相模原市議会議長 古内明氏

議員になるには、国・自治体を問わず選挙という通過点があるのは周知の通り。

では、立候補する前は?というと、様々なケースがある。

特定の政党から、政治や経済の塾を経て、議員秘書で学んだ後、人気芸能人として、スポーツ関係での実力能力、活動家から政治家へ、などなどが主な政治家へのルートである。

特にスポーツ関係は、石川県知事・馳浩をはじめとし、朝日健太郎氏、谷亮子氏、橋本聖子氏などが頭に浮かぶ。アントニオ猪木氏もプロレス出身であった。では国技である相撲は?

意外に少なく、旭道山和康が元衆議院議員として挙げられる程度である。

 

今回インタビューを行った神奈川県相模原市議会議長は、実は相撲界出身者である。

ガッシリと鍛えられた体躯体力と相撲で培った強い精神力が強みである。

簡単に略歴を記すと、1963年栃木県生まれ。安治川部屋出身。力士として活躍するも(四股名は陸奥龍)怪我により相撲道を断念、会社員となる。自治会・消防団などの活躍後、2007年無所属で立候補。5期目の現在、5月に相模原市議会議長に就任。

(以下本紙纏め)

1.議長の仕事とは

相模原市には46名の市議がいる。うち一名が議長なので45名の議員が、それぞれの想いの会派に属しているわけですが、それを総合的にまとめていくのが仕事と考えています。市政は二元代表制であり市長と議員はその両輪ですから、議会を指揮しながら提言していくこと、それをスムーズに運営していくことが肝要だと思っています。

議長の仕事で一番大切なことは、相模原市が良い市になるような公正公平な纏め役であると捉えています。

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