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近代建築シリーズ 東京都の水源貯水池は一大リゾートに! 東村山取水塔
東京には62の区市町村があり、総人口は1,400万人をこえる境でも有数の大都市である。それだけに、そのインフラ設備も半端ではない。電気、ガスと共に水の問題も非常に大きく、そのために東京都は巨大な湖を作り水源地としている。
他県にまたがることのない湖としては、おそらく日本でも唯一といわれる多摩湖であるが、現在も湖底には6村が沈んでいるのである。
この湖はアースダム形式と呼ばれるが、ザックリいうと「ため池」方式である。
日本には巨大ダムが20を超えており、「ダムオタク」が生まれるほどの美しい景観を成し、映画の題材となったり観光スポットになったりと、ダムの存在感は大きいものである。
今回紹介する「東村山取水塔」は、全国一といわれる美しさで人気のある取水塔である。
取水塔とは水源から原水を汲み上げるために作られる設備である。その建設条件としては、水深が2メートル以上、水位の変化が激しいこととなっている。
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