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【論説・コラム】老害急進派がもたらす世界崩壊の危機
※イメージ画像
国のリーダーは、果たして何歳程度が適切なのだろうか。
アスリートの場合、経験が重視される競技か否かで多少の年齢差があるものの、概ね体力が最高点にある10代後半から20代中盤までといって異論はないだろう。事実、世界選手権や五輪で活躍する選手もその辺りの年齢に集中しているように見える。
では、学者・研究者はどうか。科学分野のノーベル3賞(化学賞、生理学・医学賞、物理学賞)の受賞に至る重要な研究を行った平均年齢を見ると、1940年代から80年余の平均年齢は37.69歳。40年代が35.32歳だったのに対し、2000年代に入ってからの20年余は平均40歳近くにまで年齢は上がっており、少しずつ高年齢化する傾向にある。
肉体的には20歳前後で最盛期を迎え、ゆっくりと下降線を辿るのに対し、精神的・思考力的には肉体的な衰えをカバーする形で記憶容量や発想力は成長を続け、基礎研究を踏まえた独自の試みが開花するのが30代を中心にした年齢となるのだろう。
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