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味わってみよう・美味しいシリーズ1

なんとも優雅なアフタヌーン・ティー

 

お洒落なカフェやホテルでのアフタヌーン・ティーは男女問わず大好きなことのひとつではないだろうか。三段重ねの凝った器(ティー・スタンド)に、これでもか!状態に美しく盛り付けられたお菓子やサンドイッチを前にした状態は将にワクワク感一杯の瞬間だろう。

そこで「実感しないことには記事が書けません!」と無茶ぶりを発揮、土屋編集長と斯界のお偉方との打ち合わせに同道(^^♪。 悩む楽しさを実感した。

ということで、大人気のアフタヌーン・ティーについてのトリビアをご紹介したい。

 

発祥はイギリス、それも貴族社会から

時は1840年頃。往時のイギリス社交界は連日舞踏会などが行われ、食事も2食が普通だった。舞踏会は社交の名であると同時に重要な政治の場、権力の場でもあった。舞踏会の招待状が来るかどうかは、自分の地位と力の確認でもあり欠くことの出来ない必要要素である。とはいえ、連日の舞踏会疲れで朝の目覚めはお昼ごろ。朝食に当たる昼食が昼過ぎ。また夕食は夜8時頃が貴族の生活であった。

7代目公爵夫人アンナ・マリア・ラッセルは至って健康な食欲の持ち主で、空腹に耐えられず同好の女性の友人を招き始めたのが、間食(おやつ)としてのアフタヌーン・ティーだった。たちまち評判となり貴族社会に定着したのだった。

 

環境が大事

だがそこは貴族社会のこと。

単なるおやつではいけない。環境整備が必要なのだ。社交の場でもある。

ということで、室内装飾、家具、食器、花と共に活けている花瓶、更に会話内容のセンスや知識、教養、時事ネタに至るまで、いうなれば社交外社交の場なのである。

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