nihonkyousantou「日本共産党の実態」
―日本共産党は、宗教を麻薬と考える団体 「宗教は人民のアヘンである」とのマルクスのことば― 安東幹(共産主義研究家)
日本共産党は、宗教の消滅を目指している団体であるという事実を忘れてはならない。日本共産党が理論的基礎とする科学的社会主義の創始者であるカール・マルクス (1818年―1883年。現ドイツに生まれたが、政府に弾圧を受けながら、フランス、ベルギーなど転々とし、最終的にはイギリスで亡命生活を送った。)は、25歳の時に執筆した『ヘーゲル法哲学批判・序説』のなかで、「宗教は民衆のアヘンである」と書いた。マルクスの思想を実現しようとしてロシア革命を指導したレーニンは、「宗教は毒酒である」とも言っている。マルクスは、青年期から極端な無神論者で、大学卒業後、ブルーノ・バウアーという哲学者と『無神論文庫』という雑誌の出版を企画したこともある。
日本共産党は、マルクスの「宗教は民衆のアヘンである」という語句を、良い意味であると解釈し宣伝していて、宗教には人民の苦しみを和らげる苦しみ止めのような意味もあると宣伝しているが、正しい解釈ではない。
日本共産党は、宗教を敵視し、宗教の根絶を目指しているのである。それは、共産主義社会を実現すれば、世の中のすべての問題は解決し、「理想」の社会が建設できるのに、宗教が妨害するので、宗教は革命にとって有害であるという考え方による。
日本共産党は、学習会などで、徹底的に党員に唯物論を教え込む。「人間が存在する前には、超越した神などは存在しなかった。人間は、脳でいろいろ考える。脳がなければ思考することはできない。」など。
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