pet「マリの喫茶室」
マリの喫茶室(76)ハウステンボスの魅力
6月から外国人観光客が解禁になった。
観光地では喜びの声が聞こえるようだが、正直、コロナの再拡大が心配である。それだけでなく、また観光地が外国人で荒らされるなあ、と残念な気持ちになる。
コロナ前は、どこに行っても観光地は外国人の団体客(中国人と韓国人)で溢れていた。日本人はほとんどいない。またそうなってしまうのか。
というわけで、外国人観光客が押し寄せて来る前に、長崎のハウステンボスに行ってきました!
何よりも外国人のツアー客がいないので、とてもすいていて、それがとてもよかった。それだけでなく、ハウステンボスには大人(シニア)向けの魅力であふれている。今回は、ハウステンボスの魅力についてご紹介します。
- 日本一広いテーマパーク
ハウステンボスは日本一広いテーマパークである。モナコ公国と同じ広さの街である。ただ広いだけではなく、ヨーロッパの街並み、風車とお花畑、運河、ハーバー、パレス、バラの庭園など、様々な風景が広がる。美しい街を、自転車で、歩きで、船で散策できる。
馬車も風情がある。ばんえい競馬を引退した白馬の「ハウルくん」が引く馬車は情緒たっぷり。ばんえい競馬で鍛えたせいか、ゆったり歩いていたハウル君が登坂になると走り出すのも面白い。
- とにかく花が美しい
私が行った時は、5月下旬、ちょうど、バラが美しい時期だった。ヨーロッパの美しい街並みにバラはとても映える。
さらに、風車の近くではポピー、パレスに行く途中にはアジサイが咲き乱れ、四季の花が咲き乱れ、目を楽しませてくれる。
- 散策中にアトラクションが楽しめる
ハウステンボスには、ジェットコースターのようなハードなアトラクションはないが、楽しいアトラクションがたくさんある。
観覧車や映像などの古典的なアトラクションだけでなく、最近はVR(バーチャルリアリティ)を使ったアトラクションが色々あった。
メリーゴーランドをVRをつけて乗る、VRで激流下りや恐竜の森、ジェットコースターも楽しめる。
余談だが、これからのアトラクションはVRだなと思った。低コスト、省スペース、安全である。富士急アイランドの「ふじやま」のように事故がおきることがなく、スリリングな体験ができる。
- 驚き!宝塚風の舞台をお手軽に見れる
ハウステンボスには、なんと宝塚OBが作った「ハウステンボス歌劇団」(2013年結成)があり、宝塚とそん色ない舞台を間近に見ることができる。私は一番前で見たので、すごくお得感があった。
男役は本当にかっこいい。本場宝塚と変わらない。ファンも多いらしい。
- テーマパーク内のホテルに泊まってイルミネーション独り占め
私は、今回ハウステンボスの中にあるホテルアムステルダムに泊まった。
ホテルに宿泊することで、夜のイルミネーションやショーを時間を気にすることなく、楽しむことができる。
夜は、観覧車や展望台も、バラの庭園も、イルミネーションの中、昼間とは一味違った景色を堪能できる。
さらに、閉園は夜9時だが、宿泊客はその後もテーマパーク内を散策できる。夜のイルミネーションに彩られた街並み、開園前の美しいバラの庭園を心行くまで堪能できるのは宿泊客だけの特権である。
- なんとハウステンボス温泉もできた
2019年には、ハウステンボス温泉もオープンした。ヨーロッパの街並みを再現したテーマパークであるが、日本人としてはやはり温泉に入りたい!
というわけで、ハウステンボス閉演後は温泉へ。1日の疲れを癒してくれる。
そして、温泉で元気になった後、再び、夜のハウステンボス内を散策した。ほとんど人がいないが、安全な空間である。夜のテーマパークのイルミネーションを独り占め。
どうですか?ハウステンボス行きたくなりましたか?
長崎空港から1時間(船又はバス)で行けます。1泊2日で十分楽しめますよ。お薦めです。ハウステンボスの魅力は、その総合性だと思います。アトラクションあり、花あり、街並みあり、温泉あり、歌劇団あり、夜はイルミネーションやプロジェクションマッピングショー(シーズンは花火も)あり、とぜいたくに楽しめます。
一応バリアフリーなので、車いすユーザーも見かけます。ただし、石畳みなので、車いすは結構大変かもしれません。