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【論説】中露包囲網で高まるインドの存在感
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強権外交を続ける独裁大国の中国やロシアに対し、インドの存在感が否応なく増している。
中国発のコロナ禍以降、非常識極まりない中露の言動に世界は振り回されている。貿易や開発援助などで弱みを握られる中小国は、中露に対し、露骨な非難はできない。そこに反米で歩調を合わせる北朝鮮やイランのような国々が共感を示すことで、世界は新たな東西分裂の構図となる。
ここでキャスティングボートを握るのは、中国に次ぐ人口約14億人の大国インドである。領土領海で強権発動を続ける中国に対しては、安倍元首相が提唱者となって結ばれたクアッド(日米豪印4カ国戦略対話:Quadrilateral Security Dialogue)によって、太平洋を囲む包囲網が完成し、台湾や南シナ海進出を企図する習近平政権への抑止力になっている。
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