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テキサス親父に真珠湾攻撃という歴史観を聞いてみた(2)  堀芳康(國體護持研究家)

真珠湾攻撃が奇襲であった事は、残念な事とは思いますが、Fルーズベルトが開戦を求める演説で米国が平和を求めて交渉していたというのは嘘で、日本の提案を悉く拒否して、日本を追い込んでいった話を前回の投稿で書きましたが、それに対するテキサス親父(トニーマラーノ氏)の回答は下記のような内容でした。

「Hello Hori Yoshiyasu,

This is a complicated subject. I can understand why some in Japan would agree with what you wrote, while at the same time some in the USA would disagree. I do not think this is the proper venue to discuss such a sensitive subject. I hope you can understand. Thank you for writing me.」

こういう複雑な議論をするには、SNSは適当ではないという返事でしたので、今度は非公開で下記の質問状を送りました。

「あなたは、従軍慰安婦問題に関して日本の名誉を取り戻す為に様々な証拠資料を出してくれました。それは、その問題に関して、日米の認識が間違っているという事を知らしめる為だと思います。それと同じように、私はFルーズベルトが共産主義を米国に持ち込み、日本を戦争へと追い詰めた証拠を沢山持っています。確かに、奇襲攻撃は卑怯な攻撃で、今の日本人からしても褒められたことではありません。しかし、平和を求め続けていた日本の妥協を悉く拒否し、石油をとめて、共産主義勢力に協力した結果、今の世界体制が存在していると考え増す。それを書いているのはフーバー元大統領の回顧録、それを裏付けるようにラルフ・タウンゼントも当時の米国を戒める内容の本を書いています。戦勝国は日本を悪者にすればすむ話しも、敗戦国は納得出来ない事はたくさんあり、従軍慰安婦問題や南京大虐殺など歴史的捏造事件は、名誉ある日本人の歴史を未だに苦しめています。私は、米国人の歴史観に疑問を持っています。その事をあなただけでなく、米国民、大統領にも伝えたい。日本を悪人にしたから、今の支那が世界を苦しめ、ルーズベルトの共産主義が米国をも苦しめている。それを明らかにするにはどうすればいいでしょうか?その事をあなたにお聞きしたい。本当の敵を明らかにしないと、日本も台湾も支那にやられてしまう。その危機感からこうしてメールを書いているのです。日本の大切な友人を困らせるつもりはありません。アドバイスを求めています。」

この文書を英訳して送りました。しかし、残念ながら、彼から期待した答えを引き出す事は出来ませんでした。返信でかえってきたのは上記の英文と全く同じ文書でした。

要するに、テキサス親父にしても「卑怯な真珠湾攻撃」の歴史観は変わらなかったという現実です。

この件に関し、東条英機さんの遠縁にあたるハワイ在住の徳永さんから、米国人は頑固で、この件については話し合いに応じないという経験談を教えてもらいました。

テキサス親父もその内の一人なのだと思います。決してこの件に関しては日本人の味方ではありません。