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武蔵野市の住民投票条例を切掛けに 改めて条例を考えよう

このところ耳目を集めた住民投票条例がある。

武蔵野市住民投票条例である。この条例の特徴は、何といっても3か月間武蔵野市に在住していれば投票権を得られることだ。僅か3か月で市政を理解できるのかということはさておいて、制定の暁には市の動向を左右することができるとあっては、賛成派反対派共に死闘を繰り広げた。

賛成派は

・広く市民間の認識を一致させることで、円滑な市の運営が可能となる。

・差別のない公平な条例として武蔵野市が住みやすい、公平な市となる。

反対派は

・住民投票条例は市民の権利であるが、3か月間で果たして市の方針、見解が理解できるか。

・住民投票条例にかけられる案件は、国の方向も左右する可能性を含む。

・今後、外国人参政権に繋がるものである。

・市民が熟知しないまま、拙速な制定は許されない。

 

上記の激しい両派の言論戦は、12月21日に、賛成11,反対14で、かろうじて否決されたのである。

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