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【論説】田舎基準で送られてくる箱詰め柑橘類

※イメージ画像

 

お歳暮代わりなのだろうか、父方の実家から段ボール一杯のミカンが届いた。

 

冬になると、デコポンやハッサクなどの柑橘類を段ボール一杯に送ってくれるのだが、届いているのを見ると、正直に言って気分が萎える。

 

3年前に母が死に、兄夫婦は長野に住み、近所に家族親戚はいない。両親と暮らすため10年以上前に帰京した直後は、隣り近所への挨拶や余った食材のお裾分けもしていたが、両隣りともあまり積極的な交流を臨む家族ではなかったため、挨拶以外の交流は基本的になくなった。

 

そんなわけで、ミカンをお裾分けする相手がいない。段ボール一杯にミカンが届いたところで、戦闘要員は父と私の2人だけ。食べて処理できるのは多くとも1日5、6個が関の山である。

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