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現代の基礎を作った新一万円札の顔 渋沢栄一邸

新たな一万円札の顔となる渋沢栄一に関しては、多くのことが語られているので、ここではざっくりと略歴に触れる。 

 

生年没年:1809~1872 生家は藍玉・養蚕のほか野菜も手掛ける豪農

父の教育:5歳のころから漢籍の手ほどきを受け『論語』、『四書五経』『日本史』を学ぶ。仕入れ、調達、販売など商業の手ほどきも叩き込まれる。

     幼少より剣道・神道無念流に精進する。

上京後: 海保漁村(幕末の考証学派・儒学者)の門下生となり、また、北辰一刀流の千葉道場に入門。長州藩と連携し倒幕せんとするも従弟の説得により中止する。その後京都で縁があり、一橋慶喜に仕えることとなる。

海外視察:慶喜の元でフランスでパリ万博視察、またシーボルトの案内でヨーロッパ各地を見分、先進的な産業・諸制度を学ぶ。

帰国後: 市井に戻り、銀行業務・物産販売を兼ねる商法会所を設立。

     その後、度量衡の制定、国立銀行条例制定に携わる。

     1872年の東京大火災を経て煉瓦による不燃の町造りを行う。

携わった事業:銀行創業・造幣局、商業・民間会社の設立、欧米視察の推奨、製紙業、

ガス事業、印刷業、保険業、倉庫会社、海運、鉱業、医療・教育、その他ありとあらゆる業務

業種に携わる。

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