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お葬式事情 その2 最後の意思を自分で伝えよう!
人が亡くなった時に、一番問題となるのが葬儀と相続だといわれている。
前回報告したように、お葬式にまつわる数々の悲喜劇が伝えられている。親族だからといって、一丸となり纏まるわけではない。それぞれの考え方により質素派と豪華派、普通派に分かれ棺から花、祭壇、お返しに至るまでバラバラである。
そのような争いをあらかじめ忌避するために、最近は遺言状を書いている人が増加しているという。遺言状を法的にするためには、本人の自筆であることが必要である。そして保証人が認め、法務局・地方法務局・出張所などが受け付けるのが一般的だが、そのほかにも弁護士が預かる、あるいは公証役場でも作成ができる。係争のありそうな予感の方は遺言状の作成をお勧めしたい。その場合は上記のようにきちんと法的に担保されたものであることが必要だ。
遺言状と共に、係争の一端を担っているのが、葬儀などである。葬儀の費用や形式、墓地の手当てなども含め、課題となるあれこれを、あらかじめ書いておく「エンディング・ノート」が最近台頭してきている。書店などでも箱入りの「豪華版エンディング・ノート」から普及版までコーナーができるほどである。
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