kiji記事
【論説】医科歯科を全く信用していない天邪鬼な自分
※イメージ画像
ある日突然、何の前触れもなく奥歯が欠けた。就寝中の歯ぎしりがきつかったのか、朝食の嚙み合わせが悪かったのか。午前中からどうにも舌が落ち着かない。右側の奥歯に舌先を合わせると、奥歯の壁面が、氷床が縦に崩落した跡のようにぽっかりと欠落していた。
欠落部分はエッジが立っていて舌に触れる部分が痛い。どうやったらこの状態が改善されるのか分からず、とりあえずネット検索すると「奥歯の部分欠損は早めに歯医者へ」というアドバイスくらいしか出てこない。
成人になって以来、歯科には1-2回しか行っていない。虫歯がないことが自慢で、「歯はどんなに状態が良くても定期的に診てもらった方がいい」と友人に勧められて1度か2度、渋々行って歯石を取り除いてもらった思い出くらいしかない。
10年ぶりに行った歯科で、欠落部分を専用の電動ヤスリのような機器で角を滑らかにしてもらった後、奥歯の中央も削って、そこに銀歯を入れるという。セラミックとの2択があるが、セラミックは長くても1-2年しか使えないと言う。2択というよりも、1択に誘導する説明によって、銀歯を埋め込む方針が固まり、レントゲン写真の撮影に応じた。
銀歯の型が出来上がるまで1週間かかるので、それまでは応急処置として「1週間持ちます」と言う粘土のような固めモノを詰め込まされた。ついでに全体のチェックを受け、別の奥歯にうっすらと虫歯の形成過程があり、また歯茎が削れてきているので、その治療を行うため、今後も数回通ってもらうということを告げられた。
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