kiji記事
【論説】知ったかぶりや勘違いが露見したときの衝撃たるや
2015年9月に国連総会で採択されたSDGsというワードを最近、よく見かける。持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)の頭文字を取った言葉で、エスディージーズと読む。15年後の2030年までに達成すべき目標として、17の世界的目標と、169の達成基準、232の指標を設定した。2015年までの達成を目指していたミレニアム開発目標(Millennium Development Goals:MDGs=エムディジーズ)を継承している。
恥ずかしながら採択された当時のニュースをよく憶えていない。生徒指導の過程で、「社会と情報」の教科書に載っているのを見て初めて認識したというレベルである。しかし、街中でもニュースでも見かけることが多くなり、これがまさに現在、世間で急速に多様化(ダイバーシティー)が求められていることにつながっているのかと関心した次第である。
ちなみに、17の目標は
01.貧困をなくそう (No Poverty)
02.飢餓をゼロに (Zero Hunger)
03.人々に保健と福祉を (Good Health and Well-Being)
04.質の高い教育をみんなに (Quality Education)
05.ジェンダー平等を実現しよう (Gender Equality)
06.安全な水とトイレを世界中に (Clean Water and Sanitation)
07.エネルギーをみんなに、そしてクリーンに (Affordable and Clean Energy)
08.働きがいも経済成長も (Decent Work and Economic Growth)
09.産業と技術革新の基礎をつくろう (Industry, Innovation and Infrastructure)
10.人や国の不平等をなくそう (Reduced Inequalities)
11.住み続けられるまちづくりを (Sustainable Cities and Communities)
12.つくる責任つかう責任 (Responsible Consumption and Production)
13.気候変動に具体的な対策を (Climate Action)
14.海の豊かさを守ろう (Life Below Water)
15.陸の豊かさも守ろう (Life on Land)
16.平和と公正をすべての人に (Peace, Justice and Strong Institutions)
17.パートナーシップで目標を達成しよう (Partnership)
以上である。昨年、
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