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【今更聞けない皇室の基礎知識】 「令和3年4月9日眞子内親王殿下ご結婚について」 村田春樹
本誌2年12月号・3年1月号・2月号と眞子内親王殿下のご結婚について述べた。このご結婚問題つまり小室母子問題については、保守業界の尊皇家は皆内心は大反対であろう。しかしあまり公には語られない。
要は不敬にわたるから静観するということなのだろうか。私はやまと新聞のこの三ヶ月分に旗幟鮮明に賛成論を書かせていただいた。
この三ヶ月分の原稿をやまと新聞を読んでいない知人数人に郵送したところ、一人の女性から「勇気あるご発言に敬意を表します。」との書簡を頂戴した。たしかに今の保守業界で「賛成」するのには勇を鼓さねばならない。他の方はすべて黙殺、きっと不愉快だったのだろう。
さて某尊皇愛國団体の機関誌の二月号に、畏敬する某氏がこの問題について論陣を張っている。私より遙かに知的で尊皇心も強く、心から尊敬申し上げているお方なので、注意深く拝読した。なんと私が某政党の機関誌1月号に書いた拙論「眞子内親王殿下ご成婚万歳」に激怒して筆を起こした、とある。そのご高説に、本欄を借りて反論ではなく感想を述べさせていただく。
某氏は『小室母子の闇』と題した章で、母子の「罪状」をこれでもかこれでもかと書いている。曰く「贈与税不払い」あの400万円は借りたものではなく贈与であると母子が主張するなら、贈与税を払っていないのではないかというものだ。こういうのを重箱の隅をつつくというか「因縁をつける」というのではないだろうか。
そもそも私は小室母に400万円を貸したという元愛人に不信感を持っている。さらに彼に不信感を持たない人にも不信感を持つ。
結婚を前提に交際していた女性の連れ子に学費をだしてあげたのは良い。しかし別れたあとに、それを「貸した」と称して返金を請求するのか。しかもその息子が有名になるとネタを週刊誌に売ったのだ。まさに男の風上どころか風下にもおけない。
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