kiji記事
【論説】激変する情報化社会の先にある未来
今の中高生にテレビ番組の話をしても、あまり見ていないことが多い。インターネットが普及する前は、視聴率40%を超えるドラマや歌番組もいくつかあったが、今では20%を超えると、大ヒットというレベルになった。
代わりに、若者は何をして過ごしているかと言えばゲームや漫画、動画であればテレビではなく、オンラインで視聴するアニメやユーチューブである。それぞれの興味や趣向に応じて、豊富なコンテンツが現在進行形でリリースされ、私たちは一生かけても見切れないほどの動画や記事を無料で自由に選択できる時代を生きている。
昔は、娯楽が限られていた。話題の番組を皆がその時間に合わせてブラウン管の前で待ち、翌日にはその話題で盛り上がった。今は、自分が見た動画の話題を共有できる機会が少ない。ゲーム好きはゲーム実況を、お笑い好きは芸人の動画を、料理好きは料理動画を、釣りやゴルフ、動物好きはそれぞれの履歴に応じてそれぞれのおススメを提示され、ついついタイトルやサムネイル画像に釣られてクリックしてしまう。
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