from-the-editorial-department編集部より

台湾パイナップルを応援しよう!  株式会社 アワーテレビ 代表取締役 中村 功

【「鶴の恩返しキャンペーン」に是非参加のお願い】
 新聞報道によると、3月1日中国政府は台湾産パイナップルの輸入を突然停止した。台湾のパイナップルの輸出の9割以上をしめるため、大打撃を受けると台湾の蔡英文総統は「パイナップルを食べて農家を助けよう」と市民に呼びかけ、日本への輸出拡大が高まるよう期待していると言う。台湾の全生産量は43万トンで、そのうち中国への輸出は4万1千トンです。
 中国政府の嫌がらせ、汚いやり方は日本の尖閣への威嚇又は反日教育の激しさ、台湾へ爆撃機を飛ばすなど軍事的に留まらず、こんな事までやるのかと、多くの日本人で腹の立たない人は居ないと思います。私たち民間人は日本政府の中国に対するへっぴり腰の手ぬるい外交に不満を持っても何も出来なかったが、今回ばかりはそうではない。日本国民が蔡総統と台湾の人々への愛着と共感を最大限に発揮するチャンスが来たのです。それは「鶴の恩返し」です。10年前の東日本大震災の時、台湾の人々が屋台の売り子までが募金活動をして、なんと200億円の募金を送ってくれたのです。もちろん、ダントツの世界一でした。
 「日中友好」など綺麗ごとを言う中国は何もしなかったし、嘘か本当かは知りませんが、韓国は手をたたいて喜んだという。
日本の主婦による台湾パイナップルを食べる運動を皆様の力で全国規模でやりませんか。スーパーや八百屋さんで買う大多数は家庭の主婦又は女性だからです。女性の力を発揮出来る最大のチャンスが来たのです。中国が輸入していた4万1千トンなどケチなことを言わず、台湾の全生産量である43万トンを食べる運動は、きっと台湾の人々を驚かせ、日本の女性の心意気をわかってくれるでしょう。
 なお、市場で調べたところ、パイナップルの値段はフィリピン産が多く、1個300円から350円であり、大きさは1kgから1.5kgでした。わが国の家族数は全国でざっと6千万家族であり、1年に1個買うと6万トンから9万トンであり、すなわち台湾の中国への輸出量4万1千トンより、はるかに多くなります。これは一度だけでなく、毎年買うようになれば日本が台湾産パイナップルの大消費地になるのです。
 パイナップルは果物としてもとても美味しい高級品ですが、料理用としても用途は広いと聞いています。
                        以上
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