kiji記事

【論説】国際競争のIT時代、古文漢文は必須でいいのか

※イメージ画像

 

元2ちゃんねる管理人で実業家のひろゆき氏(西村博之、44)が、受験科目の古文・漢文が重視されている現状を問題提起し、ネット上で多くの賛同を得ている。

 

2月19日のツイッターで「古文・漢文は、センター試験以降、全く使わない人が多数なので、『お金の貯め方』『生活保護、失業保険等の社会保障の取り方』『宗教』『PCスキル』の教育と入れ替えたほうが良い派です。古文漢文はやりたい人が学問としてやればいいだけで必須にする必要ないかと」と呟いた。

 

ネット上では賛否分かれる形で様々な意見が出たものの、「受験以外に役立っていない」という声が圧倒的に多い。通信制高校で国語を教える機会がある私(記者)も、社会人になって四半世紀経つが、英語や歴史に触れる機会はあっても、古文や漢文に関わる機会は一度もない。講師という立場になった当初、現役時代の知識はほぼリセットされた状態だった。

 

なので、受験科目として教える際も「社会に出てから役に立つ」とは言えないまま、受験テクニックとして教えているのが実状である。賛成派のほとんどは、「日本語や漢字のルーツが分かる(ので、日本人やアジア人の心が分かる)」という考え方である。しかし、それは細かい文法や単語を憶えずとも、俳句や短歌、或いは枕草子などの文学作品を一度読めば、何となく分かるのではないだろうか。

 

記事の続きは有料会員制サービスとなります。

2023年3月より新規会員は新サイトで募集しています。
こちらでご覧ください。

Yamatopress Web News

やまと新聞は日本人による日本のための新聞社です。
会費は月額350円(税込)です。全ての記事・コラムがご覧いただけます。

会員の方はこちら