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「フジ住宅裁判」と、「ブルーリボン訴訟」への協力依頼。 南木隆治(みなきたかはる)
フジ住宅が負ければ、言論の自由が破壊され、中韓批判はすべて「ヘイト行為」となる。
ブルーリボン訴訟に負ければ、拉致問題解決の為の全活動が破壊されるだろう。
(はじめに)フジ住宅裁判は平成27年(西暦2015年)11月11日を第1回期日として始まりました。
訴えの中心は以下の事柄です。当時既に在職12年ほどであった在日韓国人の女性パート社員が、会社の配布資料の中に、中韓批判の資料が含まれている事を問題視し、例え社内の個人を特定するものでなくても、中韓批判本や、記事を繰り返し社内で配布すれば(なぜ韓国だけでなく「中韓」なのか疑問ですが)、それは社内における在日韓国人差別につながる恐れがあり、違法であると断じ、会社と、代表取締役会長である今井光郎氏を訴える裁判を越したのです。原告側が問題にしている社内配布資料には「産経新聞」「正論」「WILL」などの記事も大量に含まれています。彼等はこういった記事、書籍のすべてを「ヘイト本」、「ヘイト記事」と呼んでいるのです。そしてこのような裁判を起こし、少しでも勝って行く事で、最後はわが国を、一切の中韓批判の言論が出来ない国家、社会にしてしまおうとの強い願いを間違いなく持っていると私は判断しています。
『フジ住宅裁判』は、我が国の言論の自由破壊を目的とする裁判です。特にその保守陣営の言論の封殺が目的です。『フジ住宅』はその危険性を良く認識されており、一審において中垣内(なかがいと)健治裁判長が何度も勧めた「和解」に一切応じられませんでした。極めて、立派な企業だと思います。令和2年1月30日が第17回期日で、この日が結審。結審まで裁判長は中垣内健治氏。同令和2年7月2日、第18回期日が判決(森木田邦裕裁判長の代読)でした。
南木は、第7回期日 平成29年(2017)6月29日から応援の為に傍聴しました。それまでこの裁判が行われている事を知らなかったからです。傍聴席は当時、ほとんど全部原告支援者で占められていました。やがて当方支援者と傍聴席を半分ずつほどに分けることになりました。そして、第11回期日 平成30年(2018)5月17日の傍聴券の抽選より、ブルーリボンバッジを着用すると傍聴券の抽選を受ける権利がない事になりました。その詳細は会社ブログ『訴訟・裁判に関する当社の主張 フジ住宅株式会社』に詳しく経過報道が為されており、詳細な裁判の年表も同ブログ上にあり、ワンクリックで開きます。この年表は必見です。
令和2年7月2日に一審判決があり、主文は以下の通りです。朝日新聞、毎日新聞などは、原告が全面勝訴したかのよう書きぶりで、判決主文を紹介しませんでした。(判決主文)
1 被告らは,原告に対し,連帯して110万円及びこれに対する平成27年10月8日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払え。2 原告のその余の請求をいずれも棄却する。3 訴訟費用は,これを30分し,その29を原告の負担とし,その1を被告らの負担とする。4 この判決は,第1項に限り,仮に執行する事ができる。
判決について。上記「1」の通り、110万円の支払い命令は、原告からの請求額の30分の1であり、普通の民事訴訟で金額を争う裁判なら、当方実質勝訴といって良いような内容でしたが、この30分の1の違法が会社にあったという判断こそが問題なのです。
会社は控訴し、原告側も控訴しました。またほぼ同時に、元裁判の被告であるフジ住宅代表取締役会長今井光郎氏は、私、南木隆治、黒田裕樹氏とともに、ブルーリボンバッジの扱いについて、裁判所が違法な状態である事を正すため、国家賠償を求める裁判の原告となってくださいました。これを私たちは『ブルーリボン訴訟』と名づけました。勝訴すれば、賠償金はすべて拉致問題解決に奔走しておられる団体に寄付する予定です。
『ブルーリボン訴訟』は一審期日が本年令和3年1月27日に大阪地裁でありました。また『フジ住宅裁判』の控訴審も1月28日に大阪高裁でありました。
『ブルーリボン訴訟』については、当事者(我々)も、傍聴人もブルーリボンバッジ着用が認められたのですが、驚いた事に、28日の『フジ住宅裁判』の控訴審(大阪高裁)では、一審の中垣内裁判長以来の訴訟指揮を引き継ぐとの事で、当事者(我々)も、傍聴人もブルーリボンバッジ着用が認められませんでした。我々はバッジを外して傍聴しました。この詳細もまた、会社ブログや、私のブログで詳しく報道して行きますが、
読者で、応援してくださる方は是非、裁判所にこの訴訟指揮の異常性を認識いただき、改めるように各方面から圧力をかけて下さると嬉しいです。
首相官邸
ご意見・ご感想 | 首相官邸ホームページ (kantei.go.jp)
内閣官房(拉致問題対策本部事務局)
ご意見募集|内閣官房ホームページ (kantei.go.jp)
大阪からは、早速、首相官邸へ、「争うのはおかしい」と意見してくださった方もおられます。皆様、どうぞ今後とも応援宜しくお願い申し上げます。
(新しい歴史教科書をつくる会「史」転載)