kiji記事

【論説】自分に甘く他人に厳しい蓮舫氏の二重基準

※イメージ画像

菅政権が弱っている。能力が疑われている菅義偉首相の統治能力というよりも、寄せては返すコロナ禍で支持率がつるべ落としとなり、何をしても失策とされてしまう。こんな時は、誰が首相であっても、なかなかうまくいかず、通常であれば次期総選挙で最大野党に政権のお鉢が回るものである。しかし、この野党議員の言動を見る限り、おそらくその心配はないのかなと若干の安心と失望がない交ぜになる。

立憲民主党の蓮舫代表代行(53)が通常国会が開会する1月18日、菅義偉首相の施政方針演説の前にツイッターで原稿の一部画像を載せてしまった。「今日午後、衆院両院で菅総理が原稿を読み上げられますが、どれだけの思いを込めた話し方をされるのか」との文言と共に、コロナ対応に忙殺される政権を追い込む姿勢を前面に押し出した。

演説前の公開は厳禁であり、野党幹部の蓮舫氏が知らないはずがない。そもそも演説原稿は、文言の解釈や今後の質疑のために配られるためのものであり、SNSにアップするような類のものでもない。その後、問題視されると「内閣総務官室に確認、取り扱いに関するしばりは特段なく、便宜上配布するとのこと。本会議、予算委員会、各委員会での質問に不可欠な原稿です」との弁解リツイートをしたものの、謝罪はなかった。結局、立憲民主党が参院議院運営委員会理事会の場で陳謝し幕引きを図ったものの、本人の謝罪はないまま。

記事の続きは有料会員制サービスとなります。

2023年3月より新規会員は新サイトで募集しています。
こちらでご覧ください。

Yamatopress Web News

やまと新聞は日本人による日本のための新聞社です。
会費は月額350円(税込)です。全ての記事・コラムがご覧いただけます。

会員の方はこちら