北朝鮮で事業家として活動し、2015(平成27)年にスパイの疑いで拘束され2018(平成30)年に解放された韓国系米国人ドンチョル・キム博士は昨年「北朝鮮で拉致被害者と思われる日本人7人と接触した」として産経新聞で大きく報道されました。
私は記事を書いた同紙桜井紀雄特派員の紹介で連絡を取るようになりました。米国に行って直接会おうと思っていたのですがコロナ騒ぎで渡航が難しくなり、その後はSNSやZoomを通じたやりとりをしています。
1月19日にはZoomを使ってマスコミやNGO関係者との懇談を行いました。「国軍捕虜」(朝鮮戦争のとき韓国軍人として捕虜になりそのまま送還されていない人)との出会いや、その人が仲介して市場で会った日本人女性についてなど貴重な証言を聞きました。女性は当時67〜8歳に見えたとのことで、1945(昭和20)年頃の生まれと思われます。それら日本人については今後さらに詳しく調べたいと思っています。直接お会いして写真を見てもらいながら本人の特定をできないのが何とももどかしいのですが、早く結果を出したいと思っている次第です。
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