kiji記事

【論説】2021年問題がやってくる

※イメージ画像

毎年、何某かの問題が生じる20XX年問題。来年も、誰が言い出したか、どの媒体が採り上げたか不明だが、様々な分野で2021年問題が語られている。

最も頻出で使われているのが、新卒で入社する人口が2021年(2022年4月入社)から減少傾向に転じる、ひいては採用競争の激化が予想される問題だ。供給人数が減るわけだから、売り手市場となって新卒予定者にはありがたい一方、採用する企業は限られたダイヤの原石をいち早く獲得するためにシノギを削ることになる。

新卒予定者からすれば、こんなご時世なので給与体系や福利厚生などが少しでも充実し、離職率の低いホワイト企業に滑り込みたい。企業側もインターンや選考会などを積極的に行い、情報公開や風通しの良さをアピールすると同時に、自社が採用したい人材を明確にして、マッチングの精度を高める必要がある。どんなに優秀な人材であってもミスマッチで即退職されては企業側も育成時間やコストが損切りで終わってしまうからだ。

記事の続きは有料会員制サービスとなります。

2023年3月より新規会員は新サイトで募集しています。
こちらでご覧ください。

Yamatopress Web News

やまと新聞は日本人による日本のための新聞社です。
会費は月額350円(税込)です。全ての記事・コラムがご覧いただけます。

会員の方はこちら