世界難民デー

カルデロン事件を記憶している方も多いのではないだろうか。

同事件を通して、入管法や難民、不法入国、不法滞在などを知った方もいる。

カルデロン事件を簡単に述べると

フィリピン国籍のカルデロン一家が他人のパスポートを使い不法入国したのは、１９９０年代前半。１９９５年には長女も生まれ、父親は内装解体工として平穏に暮らしていた。

２００６年に母親が「出入国管理及び難民認定法」違反で逮捕されたのだが、マスコミを始め、多くの人びとが「可哀そうだから一家を日本にいさせてほしい」という運動を巻き起こった事件である。一家が在留意していた蕨市の市議会まで「全員在留」を求める議決をしている。結果として、長女は日本に残り両親は帰国した、という事件である。

可哀そうか、日本の法を護るか、が問われた事件である。

今回、やまと新聞では「不法滞在、難民」に関する調査を行った。