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【論説】街中に溢れるコロナ禍ストレス…課題の分離で怒りを鎮める

※イメージ画像

 

何ということのない日常生活の風景で強い感情に揺さぶられる瞬間がある。

スーパーで買い物をしていた際、手に取ったヤクルト1セット10本(1本80mlサイズ)入りのビニールが裂けて3つの塊となり床に転がった。私が手にする以前からビニールは破れていたとみられるが、最終的に分裂させてしまった責任は自らにあるので、そのまま買い物かごに入れた。

会計の際、店員が「これは……破けていますが」と不信な声で尋ねる。「手にした瞬間、破けてしまいましたが、それで大丈夫です」と答えた。私はてっきり、店員が申し訳ないと思って声を掛けたのかと善意に取ったのだが、後になって考えると、店員は私が商品を壊したか、先に飲んでしまったか疑っていたような尋ね方だった。

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