kiji記事
【論説】疑惑まみれでも許されるトランプ氏の陰謀劇場
トランプ大統領にはこれまで、数多くの疑惑がかけられてきた。
前回大統領選に際して、共謀してサイバー攻撃を仕掛けたとされるロシア疑惑や、FBIへの捜査妨害疑惑、軍事支援と引き換えにバイデン氏の裏情報を持ち掛けたとされるウクライナ疑惑、習近平国家主席にウイグル自治区での収容施設建設を「正しいこと」と肯定した疑惑……。
最近では、当選前の10年間分の連邦所得税を納めていないと米紙に報じられ、自らのコロナ陽性もしばらくの間隠していたのではないかという疑惑が報じられた。このため、ホワイトハウス内で集団感染となり、大統領が中心的拡散者、スーパースプレッダーではないかと疑われている。
徴兵逃れの疑いも取り沙汰され、ペンシルベニア大学には替え玉受験で合格した疑いも浮上している。当然ながら本人はどれも「フェイクニュースだ」と言って取り合わないが、積極的に反論できる証拠も提示しない。あの調子でマスコミ媒体を口汚く罵り、次の疑惑が浮上することで、前の疑惑が雲散霧消していく。
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