kiji記事
【論説】携帯電話は少子高齢社会の命綱となる
自宅から3kmほど離れた公園まで走って筋トレをしていたところ、見知らぬ爺さんに呼び止められた。マスクはしていたが、「静かな公園で筋トレなんかするな」などと、自粛警察まがいの面倒くさいイチャモンを付けられる予感がしたので、1セット終えるまで待つように手で合図し、少し長めの1セットを終えたが、諦めずにすぐ側で待機している。
仕方なく「何ですか」とややぶっきら棒に応じたところ、ベンチに座っている友人が、足の震えが止まらずどうしたらいいのか分からないので助けてくれと言う。意外な相談に「なぜ自分に相談を?」と思ったのが伝わったのか、「トレーニングしていて体のことに詳しそうだから」と心もとない根拠で勇気を出して相談したらしい。
医師でもない人間が間違ったアドバイスをするわけにもいかないので、「私は医者じゃないので、分かりません。歩けないほどでしたら救急車を呼んだ方がいいですよ」と伝えてトレーニングに戻った。爺さんはベンチに戻り、為す術ない様子。私はすぐにベンチに近づき、爺さんの隣りで目を瞑り空を仰ぐ婆さんに直接聞いてみた。
「足の震えが止まらないのですか?」
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