from-the-editorial-department編集部より

国会議員は、書を捨て街に出よ

習近平を国賓で招くと官房長官が言っている。

それに対し、国会の保守派は
抗議だけ。それで尻切れトンボ。
 
日本最大の保守派の団体も反応なし。過日行われた習近平国賓来日反対統一行動も雨とコロナで、思ったよりと言うよりがっかりした人数しか集まらない。
 
国会議員も一人来たが、「国会もやっている」と言い訳。
 
本来なら、総理官邸前で座り込みをしてもいい案件だ。出来ないなら、外務省。
当然、国会議員は来る。
 
安保法制の時、国会を取り巻いたデモ。保守派は、違法だとか何だとか何だとか言っていたが、相手には枝野は来る、小池は来る、福島は来る。
国会議員が続々来ている。
 
翻って保守派の「激励」街宣には誰も来ない。
 
この差。
 
習近平も安保法制も、要はやる気がないのだ。城からうって出て戦う気概がない。
安倍側近を自認する代議士も、選挙区では、改憲の「か」の字も言わない。
 
議員の行動は、市民運動と連携すべきだ。こう言うと左翼だと言われかねないが、市民社会を成熟したものにするには、議員と市民の連携が不可欠だ。
 
議員は市民運動の中に入り、あるいは市民運動を領導すべきだ。
 
保守派は、永田町の論理は捨てらなくてはならない。
もう、アリバイ的なことはいらないのだ。
 
国会議員は、書を捨て、街に出なければならない。もっとも、書を持っていればの話だが。