from-the-editorial-department編集部より

中国公船26時間尖閣の海に

沖縄県石垣市の尖閣諸島沖で中国海警局の「海警」2隻が領海を侵犯し、日本の漁船を一時追尾した。
(海上保安本部)
これだけ繰り返し、侵犯、或いは排他的経済水域への侵入があると「あっまたやっている」と感覚がまひする。
「武漢肺炎」の責任も明確にせず、緊急事態宣言を招来している中、よくもまあ、他国の領海を侵犯し、あまつさえ、漁船を追尾すると言う「蛮行」を行えるものだ。
政府がどのような反応を示しているか伝わってこないが、26時間も尖閣沖にいて、3日連続で領海侵犯した中国に対して、外務省が抗議をしたとは伝わって来ない。
勿論、総理、外務大臣が記者会見で言及など全くしていない。
これでは、主権国家とは言えない。
抗議しても「遺憾」程度では、相手に舐められるだけだ。
何のために、海上保安庁があり、自衛隊があるのか。石垣に自衛隊を進めても、肝心な領海侵犯に対してこの様では、進駐の意味も半減する。
領海侵犯でよく行われる「電光掲示板での警告」など子供だましだ。
向こう(中国)は、国家の意思で領海侵犯を意図的に行なっている。
憲法の制約があるから、自衛隊の運用は簡単には行かないが、「配備」位はできるだろう。
侵略の意図がある中国に対して、こちらも国家の意思として「領土は守る」と宣言しなければならない。強い意思を示さないとなし崩し的に中国の海になってしまう。
向こうは本気なのだ。