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【映画「馬三家からの手紙」 一枚のメッセージが世界を動かす】 三浦小太郎(評論家)

 このお3月21日より、新宿K,Sシネマにて、ドキュメンタリー映画「馬三家からの手紙」が公開される。本作は以前一度NHKの番組でも紹介されたが、その時は45分の短縮ヴァージョンであり、今回は完全版での公開となる。ぜひ多くの方に御覧になっていただきたいので、ここに紹介させていただきたい。

 本作品の主人公は、1966年に生まれた中国人、孫毅氏である。孫氏は技術者、設計者として中国の大手企業グループで働く、いわゆるエリートの一人であったが、1997年、法輪功を学び始めた。この2年後には、江沢民体制下で徹底した迫害が法輪功を襲うようになる。孫氏も監視対象となり、労働収容所「馬三家」に収容されてしまう。

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