imasara村田春樹「今さら聞けない皇室の基礎知識」
【今更聞けない皇室の基礎知識】 村田春樹
今号も続けて、昨平成30年7月の早稲田大学法学部での小和田恒氏の講演いついて語ろう。講演の後半である。
以下若い人たちに申しあげたい。皆さんはこれからビジネス、アカデミズム、ジャーナリズム、公務員として生きていくのだろうが、法律条文の背後に横たわっているものを見つめることが大事。何をやるにしても初心を忘れてはいけない。
ところで文部省の言うゆとり教育ほど馬鹿げたものはない、材料をあてがわず時間をあてがうなんて馬鹿なことがあるか。(上品な口から馬鹿いうことばが二回も出てきたのには少し驚いた。)若い皆さんは他流試合をしなさい。具体的にはどんどん外国に留学して、国際的な説得力を身につけてほしい。国際裁判所では私のアイデアだったが、15人の裁判官に一人ずつ若手を採用した、いわゆるロー・クラークみたいなものです。このキャリアは国際法の世界では大いに役立つと思う。実際に200倍の応募があった。この200倍は全部第一希望であり。滑り止めとかそういうものはない。従ってものすごく優秀な人が入って来て雇用された。残念ながら当初は日本人が皆無で中国人が多かった。しかしここにきて一人日本人が採用された。早稲田大学から東大の大学院で博士号を取った人で、雇用してみると実に優秀だった、みなさんの先輩ですよ。
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