seikei「なるほど、なっとく政経塾」
【なるほど納得政経塾】㊳ 「技術の成熟」 神奈川大学経済学部教授 経済学博士 小山和伸
一般に、新しい技術が生まれると、改良改善が始まり、次第に実用性が高まって新しい市場を切り拓いてゆく。そしていずれ成熟し、更に新しい技術に追われるようにして、衰退期を迎える。
概略「製品ライフサイクル」で仮定される、導入期、成長期、成熟期、衰退期を技術のライフサイクルに置き換えて考えることができる。導入期と言われる、まだ生まれて間もない頃の製品や技術には、色々な問題点がある。
W. J. アバーナーシーは、『生産性のディレンマ』(THE PRODUCTIVITY DILEMMA)という著書において「デザイン・ハイアラーキー」という概念を考案した。
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