kokutai「日本への回帰」「揺るぎなき国体」
【日本への回帰】 皇位継承に関する諸儀式2 展転社代表取締役 荒岩宏奨
期日奉告ならびに奉幣の儀
前回は「践祚の式」に関する儀式を確認したので、今回は「即位礼」に関する儀式について確認する。
即位礼と大嘗祭の期日が正式に定められると、まずは「賢所に期日奉告の儀」が行われる。天皇陛下が御自らお出ましになり、即位礼と大嘗祭の期日をご報告あそばされる。
このとき、陛下は黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)の御束帯(おんそくたい)をお召しになられ、剣璽(けんじ)とともに賢所に入御あそばされる。黄櫨染とは、やや赤みがかった茶色であり、天皇以外は着用してはならない禁色になっている色である。
今回、「賢所に期日奉告の儀」は五月八日に行われ、天皇陛下が即位後初の宮中祭祀に臨まれた旨が報道されていた。
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