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【論説】民主選挙の名を借りたタイの独裁選挙
タイで民政復帰に向けた総選挙が3月24日行われ、軍事政党が予想外の得票でタクシン元首相派の政党と第1党を争っている。双方とも過半数には届かないものの、上院の250議席が軍の指名制となっていることから、どちらが勝っても連立交渉は軍事政党を軸に進む見込みだ。
5年前のクーデター以降、暫定的な軍事政権が続く同国での民主的な総選挙という触れ込みだが、軍主導の「国民国家の力党」は、改選となる下院500議席のうち126議席以上を確保すれば、上下両院の過半数を確保し、プラユット暫定首相の続投が決定的となる。
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