araki「拉致問題の闇を切る」
<50年> 荒木和博
去る3月20日〜21日、青森県で特定失踪者問題調査会の特別検証を行いました。
今回の検証の最大の焦点となったのは昭和44年(1969)3月2日、卒業式を2日前にして突然失踪した弘前工業高校3年生今井裕さんのことでした。2月に兄であり特定失踪者家族会の副会長である今井英輝さんが裕さんの残した生徒手帳の中から不思議な手書きの地図を発見したことが発端で、調べていったところそれが国鉄(当時)五能線艫作(へなし)駅周辺の地図と考えられたからです。
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