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天皇陛下、脳貧血のため2日の御公務は御取り止めに、3日以降の御公務については未定

2日、宮内庁は、天皇陛下の御体調に関する公表事項を発表した。
 
これによると、本日午前4時頃、天皇陛下には急なご気分不快がおありで、激しい御発汗がおありであったことから、皇后陛下は直ちに侍医をお召しになられた。
 
侍医の拝診をお受けになったところ、脳貧血によるめまいと吐き気のご症状がおありで、しばらくの御安静と経過観察が必要との判断が下されたため、本日午前に予定されていた「高円宮妃殿下、絢子女王殿下のご挨拶」は皇后陛下がお一人でお受けになり、天皇陛下のお祝いのお気持ちをお伝えになられた。その後の「人事異動者拝謁」については、転入者の拝謁は後日に延期し、東京を離れる転出者の拝謁のみ皇后陛下お一方でお受けになり、天皇陛下からのおねぎらいのお気持ちをお伝えになられた。
 
午後に予定されていた「離任カタール大使夫妻ご引見」は後日に延期された。
 
やまと新聞が宮内庁に電話取材したところ、天皇陛下の御病状について、御入院等の必要はないものの、御所でしばらく御安静の上、経過観察が必要とされたことから、3日以降の御公務は、御体調を勘案した上で、出席の可否を判断するという。