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【やまと新聞特報!】青林堂・蟹江幹彦社長 自民・武井俊輔議員の「ヘイト本」発言受けてコメント、「青林堂は『ヘイト本』を出版したことはない」

青林堂の蟹江幹彦社長が、国会における、自民党・武井俊輔議員の自社に対する発言についてコメントした。

武井氏は、6日に開かれた衆議院内閣委員会で質疑に立ち、具体名は出さなかったものの、東京新聞に掲載された、蟹江社長の、嫌韓嫌中路線への路線変更は「経営上の問題」との発言を問題視、青林堂の出版した本を「ヘイト本」とした上で、同社の出版に対策を講じなければ、状況によっては、日本でも民族間の憎悪が高まり、虐殺が起こる可能性があるとの認識を示した。

蟹江社長のコメントは、以下のとおり。

「青林堂は『ヘイト本』を出版したことはない。武井氏が国会で引用した新聞記事だが、そもそも青林堂は東京新聞から、『ヘイト本』についての取材を受けた訳ではなく、『最近、青林堂が出版した本について知りたい』と言って取材を申し込んできた。(青林堂出版の)『ジャパニズム』の写真を撮影して帰った後あのような記事を掲載した。東京新聞の取材手法にも問題があるし、その記事を真に受けて、出版社への規制について言及した武井氏の国会における発言は、言論の自由・表現の自由を脅かすものだ」