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〔提言〕稲村公望氏FBより 朝日新聞は、韓国新政権に吉田清治の捏造について説明して、真の日韓友好を求めてソウルに乗り込んだ奧茂治氏を出国禁止から解放せよと求めるべきだ。
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「吉田清治の建てた謝罪碑」撤去の孤軍奮闘に敬意を表する。韓国新政権は、真の日韓友好を求める奧茂治氏を出国禁止から解放せよ。朝日新聞は、捏造と誤報の責任をとって各国語で世界に釈明せよ。
昭和44(1969)年に初めて韓国を訪れた。関釜連絡船で行って、慶州の仏国寺、智異山の華厳寺といった名所旧跡はもとより各地を周り唐津おくんちの前日に下関に戻った。朴正熙大統領の戒厳令下で、李承晩時代の反日が影をひそめていた。「サランへ(愛してます)」という厭戦歌が流行り、高速道路が開通して高速バスが釜山とソウルを走っていたが、まだ工業地帯になっていなかった馬山に行く途中の峠で木炭バスがエンストして、バスから降りて皆で押した。日本人学生の旅行は珍しく、製鉄所がなかった蔚山からの列車内では海苔巻のご馳走になり、高麗大学校庭で出会った大学生は電機会社の重役となり、今なお友人として交流が続く。
80年代から戦争中に朝鮮人を強制連行したとの反日宣伝が声高になり抜きがたい棘となった。
吉田清治は「済州島で200人の若い朝鮮人女性を「狩り出した」と講演して、朝日新聞は82年9月2日に大阪本社朝刊に掲載して、92年4月30日に秦郁彦氏が疑問を投げ掛けるまで吉田「証言」を16回大々的に記事にした。2012年「朝日新聞の誤報による吉田清治という詐欺師のような男がつくった本がまるで事実かのように日本中に伝わって問題が大きくなった」と自民党総裁が発言して、朝日新聞は2014年8月5日に「読者の皆様へ 吉田氏が済州島で慰安婦を強制連行したとする証言は虚偽だと判断し、記事を取り消します。当時、虚偽の証言を見抜けませんでした。済州島を再取材しましたが、証言を裏付ける話は得られませんでした。研究者の取材でも核心部分についての矛盾がいくつも明らかになりました。」と釈明して、最終的に18本の記事を取消した。
今年6月初旬、大高未貴著「父の謝罪碑を撤去します」が出版された。吉田清治の長男は、「父が発信し続けた虚偽によって日韓両国民が不必要な対立をすることも、それが史実として世界に喧伝され続けることも、これ以上、私は耐えられません。いったい私は吉田家最後の人間として、どうやって罪を償えばいいのでしょうか、せめてもの罪滅ぼしに決断したことがあります。」として、「慰安婦蔵は彫像の権利の問題もあり、一民間人の私が撤去することは事実上不可能です。しかし、父が私費を投じて建てた謝罪碑であれば、遺族の権限で撤去することが可能なはずです。」と述べ、韓国忠清南道天安市にある「望郷の丘」に、吉田清治が昭和58(1983)年12月15日付けで建立した謝罪碑の撤去を考えるに至った、「朝日新聞は、謝罪碑に関する記事も虚偽と認定しているので、放置することは日韓双方に迷惑をかけるので、遺族として撤去したい」として、奄美大島出身で沖縄在住の、元海上自衛隊航空部隊員の奧茂治氏にすべてを任せることにして碑の撤去の為の委任状を書いている。
今年1月奧茂治氏は現地調査を行い、謝罪碑は横幅が120センチの大きなものでコンクリートに埋め込まれてお、撤去に相当な工事費用がかかり、「碑を書き換えるしかない」とした。3月に新たな言葉「慰霊碑 吉田雄兎 日本国 福岡」とハングルで、吉田清治の本名を彫り込んだ厚さ3センチの石板を「謝罪碑」に重ねて貼った。三枚に切断して一枚が35キロで、約700メートルの距離を3往復して日が暮れた暗闇の墓地で作業をしている。詳細は前掲書のご一読を奨めるが、碑文書き換えと貼り付けを実行した奧茂治氏に対して、韓国官憲は任意の出頭要請をして、堂々往訪した奧茂治氏を、韓国警察は6月24日午後3時47分に仁川空港で逮捕した。
奧茂治氏は、訪韓前に那覇空港でNHKからインタビューを受けて、「吉田清治の慰安婦発言はすべて嘘である事を知らせなければなりません。大高未貴さんの本に書いてあるとおりです。」と発言したが、NHKがそのインタビューを放送したか否かは未確認だ。
警察の調べは6月27日に終わり、罪状について奧茂治氏は「張り替えたことは認め、相続人から依頼されたので、損壊罪は認めていません。所有権の存在が韓国のものだとは今は警察も言わなくなりました。しかし、管理者から許可を貰わなかった過失については事実ですから認めています。所有権の争いは民事ですが、今回は刑罰を左右する重要な要点ですから、争はなければならないでしょう。その争いでしか吉田清治の嘘を韓国民に知らせることはできないと私は判断して訪韓したことを解って下さい。」と述べた。
6月30日には、産経新聞の加藤支局長同様、ホテル住まいの或る程度の行動の自由があるものの「韓国からの出国が禁止にされ」、「韓国国民に慰安婦の真実を知らせるには法廷しかないと再認識しました。頑張ります。」として、7月3日には、朝日新聞ソウル支局を訪問しようとしたが、「日本人スタッフが出払っているとして断られ、残念無念です」と述べる。7月4日に慰安婦展があり、そこで、「反日だけの挺対協が韓国では終焉を迎えている実感を感じた」と述べている。奧茂治氏の孤塁を護り法治国家を求める裁判闘争に注目したい。
朝日新聞は、吉田清治の捏造についての釈明を、日本語だけでなく韓国語、中国語、欧米各国語に翻訳して世界に告知すべきだ。朝日の誤報が未だに世界中で信じ込まれているのが現実だ。朝日新聞は、韓国新政権に吉田清治の捏造について説明して、真の日韓友好を求めてソウルに乗り込んだ奧茂治氏を出国禁止から解放せよと求めるべきだ。
日韓友好の基礎を捏造と虚偽から変更して、河野政府談話も廃棄すべき秋だ。大高未貴氏の近著を各国語に翻訳して世界に頒布することも一策だ。
慰安婦問題はもともと歴史認識の問題ではなく、日本と韓国とを対立させて、日本の弱体化を(そして韓国の弱体化をも)目的としたパワーポリティックスの謀略宣伝戦に過ぎないのだから。