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品川区、大田区、八丈島の魅力を発信 羽田空港で観光PRイベント はとバスツアーで人気のダンスパフォーマンスや八丈太鼓演奏体験が盛況
11日、羽田空港第二ターミナル展望デッキで、品川区、大田区、八丈島共同の観光PRイベントが開催された。
主催は、「御用船がつなぐ三地域協議会(堀江新三会長)」で、今回のイベントは、東京都が、都内の各地域から地域資源を活用するためのアイデア(企画案)を募集し、旅行者誘致につなげていく「地域資源発掘型実証プログラム事業」の一環として実施された。
御用船とは、江戸時代に八丈島と江戸を結び、将軍家御召御用の黄八丈(八丈島に伝わる草木染めの絹織物)を運搬する官船として、御三家の用船より権威を持ち、様々な権利を与えられていたという。
品川区、大田区、八丈島はいずれも御用船に縁のある土地であることから、それぞれの地域資源を交流させることを目的としている。
会場では、はとバスツアーで人気がある六本木のショーレストラン六本木香和(かぐわ)のパフォーマーによる、八丈島・品川の地域資源を題材にしたダンスパフォーマンスや、八丈島ふるさと観光大使を務める、日本舞踊家花柳歌七郎(はなやぎ かしちろう)氏らによる、八丈太鼓演奏体験が行われた。
八丈太鼓は、八丈島に伝わる郷土芸能で、起源は江戸時代と言われている。
八丈太鼓の演奏スタイルは、太鼓の両面から2人で叩き、1人がリズムを担当し、もう1人はリズムに合わせて、自分でフレーズ考えながら、自由に太鼓を打つという独特のスタイルだという。
ダンスパフォーマンスが始まると、ステージ周辺には人だかりができ、八丈太鼓演奏体験には、太鼓の音に惹かれて親子連れが集まるなど盛況だった。
また、会場では、品川、大田、八丈島の特産品などの魅力を紹介する特設ブースも設けられた。
12日も、引き続き同じ会場でイベントが開催される。
品川会場(入場無料、定員200名、事前に入場券が必要です。)
19日には、品川で、八丈島・品川区・大田区のパネラーによる、観光資源発掘セッションや、八丈太鼓と池上囃子の共演・合唱・演舞等が行われるイベントが開催される。
品川シンポジウム(入場無料、定員200名、事前に入場券が必要です。)
実施日
平成29年3月19日(日曜) 15時00分~16時30分(受付:14時30分)
会場
六行会ホール
内容
八丈島・品川区・大田区のパネラーによる、観光資源発掘セッション
八丈太鼓と池上囃子の共演・合唱・演舞などのパフォーマンス
※入場券の配布場所は、品川宿交流会館