minsha 「とおる雑言」

民社人生に悔いなし 第一回「小6で民社好きに」 元民社党広報局次長 大学講師 寺井 融

寺井融 北海道出身です。斜里郡小清水(しゃりぐんこしみず)町生まれですが、小中高と札幌で育ちました。小学生の頃、父は中小企業勤めでした。貧しい暮らしで、一般の家は雪国ですのでトタン屋根でしたが、わが家は柾葺き。水道もなくてポンプでした。母は、脊髄カリエスにかかっていて、自宅で四年間、寝たきりの生活です。

 一番、嫌だったのは、給料が遅配のときなど、月末に集金がくると「いま、誰もいない」と嘘を言うことです。中学生になった頃、父が大企業に移り、生活が格段に良くなりました。嘘をつかなくて済むのが嬉しかったですね。

 小学校六年生の一月二十四日に民社党が結党した。「この党だ。俺は大人になって、民社党に入ろう」と思いました。「福祉国家の建設。全国民の中産階級化」などを、子供こころに支持したと言えば、格好いいんでしょうけれども、実は父の影響です。安部磯雄さんを尊敬していて、西尾末廣びいきでしたから。民社党ファンだったのです。

 

 

 

 

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