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三澤浩一「トルコとバングラデシュを激励する集い」報告

「トルコとバングラデシュを激励する集い」を主催した、三澤浩一氏(左)とやまと新聞論説委員長土屋たかゆき(右)

「トルコとバングラデシュを激励する集い」を主催した、三澤浩一氏(左)とやまと新聞論説委員長土屋たかゆき(右)

「トルコとバングラデシュを激励する集い」が7月30日(土)の午後5時より、「親日国との友好の会」によって開催された。民族派有志による超党派の共闘である。

 7月30日は明治天皇祭である。二十世紀最大の偉業である日露戦争は、明治天皇の下、日本がロシアと戦い、勝利した。日露戦争の勝利が、アジアやアフリカの人々に大きな勇気と希望を与えた。アジアの中でも、親日国であるトルコとバングラデシュは、日本にとって大切な友達である。内外の大きな困難と戦っている大切な友達を激励するため、7月30日という厳かな日、両国との友好を訴えながら、銀座の街を行進した。

 行進に先立つ集会では国民儀礼、主催者による趣旨説明、行進の注意などとともに、前東京都議会議員である土屋敬之やまと新聞論説委員長が連帯の挨拶を行った。会場となった銀座の水谷橋公園には、日本の国旗だけではなく、トルコとバングラデシュの国旗と、3カ国の国旗が掲げられた。行進の先頭も同じだ。銀座から新橋までの短い距離だが、「トルコがんばれ」「バングラデシュがんばれ」という掲示板が掲げられ、大きな声での連呼が轟いた。

 現在の日本では、イスラム教というと危険な宗教と誤解されている。その誤解は払拭されなければならい。このたびの運動はイスラム教を支持するものではない。しかし、トルコもバングラデシュもイスラム教徒が多い国である。親日国にイスラム教徒が多いのは偶然ではあるまい。民族派の先人である頭山満先生、内田良平先生、大川周明先生たちが、イスラム教に理解を示していたことからも、民族派こそ日本人とイスラム教徒との架け橋となるべきだろう。

 この集いの参加者は約40人と少なかった。しかし、一歩踏み出したことは大きく評価すべきと信じる。小さい一歩だが、大きな前進である。