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【論説・コラム】キワモノ議員を送り出した有権者1人1人の責任

※イメージ画像

 

昨年7月の衆院選で当選したキワモノ議員が相次いで話題となっている。

 

1人は東谷義和(51、以下全て敬称略)。自称ガーシーで芸能界の裏のアテンダーとして暗躍した経験をもとに、昨年2月に初投稿したユーチューブ動画で有名人のプライバシーを次々と暴露すると、芸能界を震撼させる情報通として登録者数を伸ばし、一躍時の人となった。その知名度に引き寄せられたNHK党と公明党から立候補の誘いを受け、NHK党から出馬し、比例当選した。

 

しかし、自らの売名行為のためにタレントの商品価値を貶める手法が、タレント本人だけでなく芸能事務所やスポンサーなど多くの関係業界から恨みを買い身の危険があるという理由で、選挙前から活動拠点をUAEのドバイに移しており、当選後一度も帰国していない。

 

そもそも動画投稿を始めた理由も、ギャンブル依存症で多額の借金を背負い、多くの知人から億を超える借金をしただけでなく、「誰誰をキャスティングできる」とウソの約束でキャスティング費用を詐取する犯罪行為を繰り返し、借金と悪評が重なったことが原因だった。8月に出版した『死なばもろとも』(幻冬舎)では、自身の生い立ちを英雄譚のように綴り、飾られた虚構を暴く偽悪のヒーローであるかのように自己演出してみせた。

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