tajikarao「タジカラオの独り言」
=歴史戦に反撃の狼煙を= 野伏翔(映画監督)
歴史修正主義とは真の歴史を究明しようとするものに対して反動のレッテルを張る場合に使われることが多いが、実は歴史の修正とは戦争の勝者が敗者に押し付けた一方的な歴史解釈を、公正な視点から見直そうという試みに他ならない。更には戦争の勝者でもないのにその尻馬に乗って、あること無いことどころか無いこと無いことまででっち上げ、日本人を悪辣非道な性犯罪者のごとく糾弾し貶める中国韓国の歴史歪曲は、その目的が賠償金の取り立てにとどまらず、最後には日本民族の人間性の否定を経て侵略の口実にまで利用されるだろう。代表的なものが中国による「南京虐殺」「731部隊」韓国の「従軍慰安婦」「徴用工」だが、いずれも誤解から生じたというよりは日本を攻撃するために捏造された荒唐無稽な言いがかりであることは、今や多くの識者の研究により明らかである。私たち市井の人間が声を上げることによって政府外務省文科省が堂々と相手の噓を論破できるようにしなければならない。『南京屠殺記念館』を見て反日教育を受けた現代の中国の若者たちの中には、「東京を核攻撃すべし!」と本気で言っている者が少なくない。韓国の若者たちにも「日本と戦争して勝つことは民族の悲願である」とうそぶくものがいて、韓国における日本擁護派は少数派で命の危険まである。かように歴史観というものは侵略の理由とされるのだから、このまま放置しておいてはならないのだ。そして安易な妥協で慰安婦の強制連行を認めた河野一郎氏の談話や村山富市氏の謝罪決議などという国を売る声明は一刻も早く撤廃しなければならない。日本には今警察の発表だけでも総勢900名近くの特定失踪者と呼ばれる、北朝鮮による拉致の可能性を排除できない人たちがいる。当時中学一年生だったあの横田めぐみさんが新潟の海岸から拉致されたのが1977年、既に45年の歳月が過ぎた。拉致問題が発生し今だに解決の糸口さへ見えない状況にあるのも、元はと言えば日本人の半島に対する過剰な間違った贖罪意識が政界、外務省、警察、マスコミ等の動きにブレーキをかけてきたことは確かである。
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