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【論説・コラム】W杯前なのにオワコン化…世界的なサッカー不人気
※イメージ画像
長く生きていると時折、予想もしなかったトレンド変化が起こることがある。近年のサッカー不人気は私にとってかなり意外な潮流である。
PPVなど動画有料コンテンツの進化によって、サッカー日本代表の試合が地上波で見られないことが多くなり、国内での人気に陰りが見えてきたというのは数年前から耳に入っていた。
ところが、圧倒的なサッカー大国だった南米や欧州でも若年層を中心にサッカー離れが顕著になっているという。理由は日本国内での不人気とさほど変わらない。余暇の過ごし方で選択肢が増え、限られた時間の奪い合いが生じ、試合が長くて点数があまり入らないサッカーの試合を観戦したり視聴したりする優先順位が下がってしまったことが大きな理由と考えられる。
サッカーの場合、前後半で90分。ハーフタイム15分を含めると、見始めから終わりまで2時間程度を要する。家族や知り合いが出場し、チャンスやピンチに一喜一憂できる状況ならばいざ知らず、大して思い入れのないチーム同士の対戦であれば、観戦の臨場感もない動画視聴は、確かにきつい。人々が視聴しなくなると、ビジネスチャンスも薄れスポンサーや資金も集まらない。
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