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【起ちあがれ! 地方議員】 第5回 議員の魂はなにで出来ているのか!? 「脱自虐史観 英霊にこたえる」 田沼たかし千葉県会議員
政治家は実現不可能なことも政策として挙げる。「核廃絶こそ平和を守る唯一の方法だ」などもそのひとつだが具体策など何もない。世界から核が廃絶されることは「月を消します」と述べているようなものだ。
国会・自治体を問わず、一体この人は何を目的にして政治家になっているのだろう?と疑問を持たざるを得ない議員があまりに多すぎる昨今である。
何故、このような不可能なことも平気で述べているのだろうか?
何故、このような政治家が跋扈し、牛耳っているのだろうか?
金権目的議員、外国の代弁者議員、名誉職議員、親の跡継ぎ議員、権力欲議員、忖度議員、そのような議員が散見される中、たとえ失職中であろうと、或いは引退後も議員であり続ける人もいる。実に貴重な存在であり議員でいて欲しい人たちである。この人たちの魂は消えることのない「目的意識」「断固・頑固な信条」で造られている。
今回インタビューに応じてくれた、田沼たかし議員は元衆議院議員を経て現在千葉県会議員を務めている。
まさに議員としての魂を持つ議員である。
きっかけは知覧
「地盤・看板・カバン・コネ無し」の徒手空拳で千葉市議会議員に当選した田沼議員のスタートは30歳で始まった。政治に足を踏み込んだきっかけは知覧の特攻平和会館、大東亜戦争で散華した青年達の遺書に触れ大きな衝撃を受けたことだったという。
「魂を撃ち抜かれた」と述べている。〈自分より10歳も若い青年たちが国のために命を捧げたのに比べ、自分は何をしているのだろう。これでよいのだろうか〉
東大を卒業し、コンサルタント会社で順調な未来を約束されていた7年間を振り捨てても良いと強い想いにかられたのが知覧であり、その時の想いと政治家としての信念は千葉県会議員の現在でも聊かも変わりない。
千葉市議会議員を経て衆議院議員というバッジを手にしたのが平成24年。2年後の衆議院選で惜しくも敗れたものの、その後の浪人期間を経て平成31年から千葉県議会議員として活躍している。
正しい歴史教科書を
政治家になると決めた時から〈これだけは!〉と自身に誓ったのが教育の必要性だった。千葉市議会時代、最も時間を割き、最も力を入れたのが「歴史教科書問題」であったと述べている。堂々とした日本史を学ばせることなく自虐に充ちた教科書裁定に対した質問に、「装丁が良い」などという愚にもつかない理由や、「国が決めたから」「県の指導だから」という答弁には何度も忸怩たる思いと悔し涙を飲み込んだと語っている。
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