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第208通常国会が1月17日開会し、参議院本会議場で開会式が行われた。

10月4日に発足した岸田文雄政権として初の通常国会だが政府提出法案は、昨年より5本少ない58本。与党が想定している7月10日の参院選を見据えて、対立要素の少ない限られた法案に絞った。野党側は、国交省の統計不正やコロナ対応、文書通信交通滞在費(文通費)の在り方などを追及する構えだ。

また、政府は感染拡大するオミクロン株への対応として、東京、千葉、神奈川、埼玉、三重、岐阜、新潟、長崎、宮崎、熊本の1都9県に、新たに「まん延防止等重点措置」を適用する方向で検討に入った。