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オリンピックと政治
2022年の第24回冬季オリンピックを巡り、各国の思惑と因果関係が渦巻く状態となり、日本でも、やっと岸田政権が閣僚級を出さないと明言したが、準閣僚級ともいえる橋本聖子氏が参加。曖昧なポジションでお茶を濁しての中国への顔を立てたという感は否めない。
オリンピックは、スポーツの祭典ではなく、政治の場と化して久しい。いつからオリンピックが政治の優位性を強調する場になったのだろうか。
改めてオリンピックについて調べてみた。
1896年、第一回のオリンピックがゆかりの地アテネで開催された。以来32回の東京オリンピックまで、世界情勢に翻弄されながらも現在に至っている。1924年には冬季オリンピックも始まった。
オリンピック精神とは、「スポーツを通して心身を向上させ、文化・国籍・人種の違いを乗り越え、友情、連帯感、フェアプレーの精神を持ち、平和でより良い世界の実現に貢献する事」とある。
オリンピックというと付属するように「参加することに意義がある」といわれるが、今回の中国大会に関しては「参加しないことに意義がある」のではないだろうか。
完璧にオリンピック精神に反している中国のジェノサイド。これを考えただけでも完全ボイコットが望ましい。「オリンピック」という名称を付ける以上、その精神・憲章に基づくべきである。
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