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学校の安全をどう守るか 文科省の責任は
北海道旭川市で起きたいじめによる中学生凍死事件が、いまだ解決をみず冷めやらぬ中に起きた愛知県の同級生刺殺事件は全国に衝撃を走らせた。
事件後、関係者は一様に「気づかなかった」「そのような状態であったと思わなかった」、あるいは「生徒から訴えがあったが、解決していたはず」「予兆はあった」などが聞こえてくる。
旭川の場合は、長年にわたる陰湿なイジメの結果であった。
愛知県の場合は、数年間の鬱屈が溜まったものであった。
1963年の中学生数は約750万人、その後減少を辿り、1985年頃に600万人前後に回復したものの、2019年には300万人を若干超える程度に落ち込んでいる。1980年代に比べても半分近くである。学校のクラス人数のボリュームは、中学校では26-40名までといわれている。文科省では現在35名までを一クラスとしている。
過去、団塊の世代のころの一クラス人数は60人程度であったといわれる。
その当時、先生たちはどうやって子供たちの動向を見ていたのだろうか?
児童の数が大幅に減った結果、昔は無かった陰湿なイジメが横行していると共に、先生が気づかなかったという話も多く聞く。
何が違ってきたのだろうか?
何が足りないのだろうか?
何をすればよいのだろうか?
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