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【論説】東京五輪開催の是非はワクチン次第
米紙NYタイムズ電子版が1月15日、「東京オリンピック開催の望みは薄くなった」と報じた。COVID-19感染拡大が止まらず、日を追うごとに実現が遠のきつつある。
IOCの一部委員は第二次世界大戦後で初の開催中止となる可能性に言及し、「確信が持てない」と述べたという。コロナ禍を収束させる救世主として期待されるワクチンについて、日本では2月下旬からの接種を企図しているが、国民全員に行き渡るには相当な時間がかかるとみられる。
ワクチンが世界人口78億人に行き渡ればコロナ禍が収束するかと言えば、そうとも言い切れない。今のところ、開発されたワクチンの一部は、イギリスや南アフリカで見つかった変異種にも効果があることが検証されたと報じられているものの、今後も親株は誕生し続けるとみられる。インフルエンザも毎年、流行株に対応したワクチン接種が奨励されるが、世界中に蔓延しているDOVID-19は変異型も出やすい状況にある。
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